バイカル湖の大自然を味わえる旅

バイカル湖は、ロシア南東部シベリア連邦管区のブリヤート共和国とイルクーツク州・チタ州に挟まれた三日月形の湖である。南北680km×東西幅約40-50km(最大幅80km)に及ぶ湖水面の面積は31,494 km²(琵琶湖のおおよそ約46倍)。カスピ海(塩湖)や20世紀後半から急速に面積を縮小しているアラル海を除くとアジア最大である。淡水湖で比較した場合、面積は世界最大のスペリオル湖には及ばないものの、最大水深が1,634 - 1,741mと世界で最も深い。湖面は標高456mにある。貯水量 23 × 104 km³も世界最大であり、世界中の淡水の17-20%がここにあるとされる。水質も日本の摩周湖に代わり世界一の透明度を誇る湖となり、1996年に世界遺産に登録された。


気候

バイカル湖はユーラシア大陸中央部に位置し、周辺は大陸気候を特徴とする。1月-5月には湖面が凍結し、氷厚70-115cmにまで達する。冬季には、自動車が氷の上を走行しオリホン島に渡るため氷の上に交通標識が立てられる。

気候は冬には最低-19°Cまで下がり、夏には14°Cまで上昇する。また、バイカル湖周辺は日本や中国など東アジアに影響を与える持続性の高いブロッキング高気圧が発生する3箇所の一つである。年間降水量は400mmであり、これは盛夏から秋にかけて降る雨が大部分を占める。積雪はあまり多くない。

近年では地球温暖化により水温が上昇しており、氷が張る期間も短くなり、その厚さも薄くなっている。また、周辺地域も含め降水量は増加傾向にある。